『世界の一流は休日に何をしているのか』を読み解く 第2章 ワークライフハーモニー
前回に続いて書籍:「世界の一流は休日に何をしているのか」の2章の内容を自分なりにまとめさせて頂きました。
初めての方は前回の1章とプロフィールを確認していただければ幸いです。
休日を思い切り楽しむための働き方
一流の人たちは「休日=ただ体力を回復するだけの時間」ではなく、「自分の人生を豊かにする活動を思う存分楽しむ時間」として考えています。
先の章でお伝えした疲れる前に休む「温存戦略」をとることで、休日を「完全休養」に費やす必要がなくなるため、アクティブに動いてリフレッシュできる余裕を生み出します。
「仕事は究極の暇つぶし」という方もおられるみたいで、極論ですが面白いなと思いました。
また、働きがい、生きがいは休日に実感するとのこと。
仕事中に実感することもありますが、大半は休みの日に実感しますよね。
ワークライフハーモニーで仕事とプライベートの調和を
・ワークライフハーモニーとは?
一流の人たちは、「仕事とプライベートを対立させない」考え方を重視しているようです。ワークライフバランスの考えは「仕事と私生活のどちらを取るか?」という対立構造になりがち。
ワークライフハーモニーは「両方をうまく調和させる」発想。
この発想に必要な考えが「自己再生」と「エネルギーチャージ」です。
自己再生:0以下のマイナスの部分(疲労・ストレスなど)をリラックスや十分な睡眠・休息でケアする。
エネルギーチャージ:0以上のプラスの部分(ゲームでいうHPみたいな感じ!)を運動や趣味、デジタルデトックスを取り入れる。
各具体的な方法は別の章で、触りだけ。
「自己再生」と「エネルギーチャージ」好循環
休日に「自己再生」と「エネルギーチャージ」を行うことでリフレッシュした気分で仕事に望むことができます。
そうすることで以下のサイクルが生まれます。
「充実した休日でリフレッシュ」→「仕事の成果が上がる、または効率が上がる」→「成果が上がる、温存戦略で休日が楽しくなる」→「さらに充実した休日でリフレッシュ」…「人生最高」
とまではいきませんが、以前よりは格段に楽しく充実した日々を送れると思います。
「自己再生」と「エネルギーチャージ」実践
一流が実践している例は以下のとおりです。
① 休日と仕事を切り離す。
仕事のことは片隅に。
スポーツや趣味に全力投球。
要するに目の前のことに全力で集中することです。
会社携帯見ながらとか絶対にダメ。
② エネルギーチャージして集中力や創造性UP
エネルギーが充電できていれば、集中力や創造性を高めることができ、仕事のパフォーマンスUPにつながります!
ということは好循環が生まれます。
③ デジタルデトックス
スマホをひらけば余計な情報がわんさか入ってきます。
少し距離を置いてみて、ゆっくり読書や散歩で脳をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。
④ 健康管理を徹底する
休日の夜更かしは厳禁です。(飲み会とかたまにはいいと思いますが)
体に土日の概念はありません。
平日同様のサイクルを心がけましょう。
バランスが崩れると月曜に負荷をかけることになりかねません。
⑤良好な人間関係
親しい友人や家族と過ごすことでオキシトシン(幸せホルモン)が分泌されます。
この幸せホルモンは長続きします。ということは長く幸せを感じられます。
達成感や運動でドーパミン(快楽ホルモン)は分泌されますが一時的です。
一度この幸せホルモンのことを考えるのも良い機会だと思います。
調和のある生活が「やる気の最大化」につながる
自己再生(マイナスをゼロ)+ エネルギーチャージ(ゼロをプラス)を休日にしっかり行う。
仕事と休みを完全に切り離してリフレッシュ→月曜日の「やる気残量」が大幅UP。
両方の満足度を上げるのがワークライフハーモニーの基本思想です。
もし「ワークライフバランス」を頑張って追いかけても、どうもうまくいかない…と感じている人がいたら、「ワークライフハーモニー」という視点を試してみると、新しい可能性が見えてくるかもしれません。
次回は引き続き2章で伝えたい「趣味」について書かせて頂きます。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。
サラリーマン レビュー 世界の一流は休日に何をしているのか 感想
コメントを残す